住まい・生活

日本で車を持つには?外国人向け・自動車保険と維持費のガイド

最終更新 2026.07.24 ・ 執筆・確認:在日ライフナビ編集部(編集方針)
📌 この記事のポイント
  • 日本で車を持つには、運転免許・車の登録・車庫証明などの手続きが必要です。
  • すべての車に自賠責保険(強制保険)への加入が義務づけられています。
  • 自賠責でカバーしきれない部分は、任意の自動車保険で補えます。
  • 外国人も加入できる場合が多く、保険料は無料の一括見積もりで比較できます。
  • 維持費の目安や保険の選び方は本文で解説しています。

日本で生活する外国人の方が車を持つときは、運転免許・車の登録・車庫証明などの手続きに加えて、自賠責保険(強制保険)と任意の自動車保険の仕組みを知っておくと安心です。この記事では、車を持つために必要なもの、保険の違い、維持費の目安、保険料をおさえるための一括見積もりの使い方を、外国人向けにやさしく整理します。

💡 免許の切り替えはお済みですか?日本で運転するには、日本の運転免許か、条件を満たす国際運転免許証などが必要です。海外の免許を日本の免許に切り替える手続きは、外国免許の切替(外免切替)ガイドで解説しています。

① 日本で車を持つために必要なもの

車(普通自動車)を購入・登録するときは、おもに次のものが必要になります。手続きの多くは、販売店(ディーラーや中古車店)が代行してくれることが一般的です。

  • 運転免許:日本の運転免許、または条件を満たす国際運転免許証など。
  • 車庫証明(自動車保管場所証明書):車を止める場所があることの証明で、原則として警察署に申請します(軽自動車は地域により届出のみ・不要の場合があります)。
  • 住民票・印鑑登録(実印):普通自動車の登録では、住民票や印鑑登録証明書(実印)が必要になることがあります。来日後は市区町村で住民登録を済ませておきましょう(住民登録の手順)。
  • 自賠責保険への加入:後述のとおり、すべての車に加入が義務づけられています。

必要書類や手続きの細部は、車の種類(普通車・軽自動車)や住んでいる地域によって異なります。購入前に販売店や役所・警察署の窓口で確認してください。

② 自賠責保険(強制保険)とは

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、すべての自動車・バイクに加入が義務づけられている保険です。加入せずに運転することは法律で禁止されており、罰則の対象になります。車検(後述)とセットで加入するのが一般的です。

  • 補償されるのは、事故の相手方のケガや死亡(対人賠償)に対する最低限の部分のみです。
  • 相手の車や物の損害(対物)、自分自身のケガ、自分の車の修理は対象外です。
  • 支払われる金額には上限(限度額)があり、大きな事故では自賠責だけでは足りないことがあります。
⚠️ 自賠責だけでは足りないことがあります自賠責保険は「最低限の対人補償」です。相手の車や物、自分のケガ・自分の車の修理には使えません。多くのドライバーは、これを補うために次の任意保険にも加入しています。

③ 任意保険(自動車保険)とは

任意保険(一般に「自動車保険」と呼ばれるもの)は、自賠責保険でカバーしきれない部分を補う保険です。加入は任意ですが、多くのドライバーが加入しています。おもな補償には次のようなものがあります。

  • 対人賠償:相手のケガ・死亡について、自賠責を超える部分を補います(無制限に設定することもできます)。
  • 対物賠償:相手の車や物、建物などの損害を補います。
  • 人身傷害・搭乗者傷害:自分や同乗者のケガを補償します。
  • 車両保険:自分の車の修理費などを補償します(付けるかどうかは選べます)。

どの補償をどのくらい付けるかによって、保険料は変わります。補償が手厚いほど安心ですが、保険料も高くなる傾向があります。

④ 外国人が自動車保険に入るときのポイント

外国人の方でも、日本で自動車保険に加入することができます。加入にあたっては次の点に注意しましょう。

  • 在留カードや日本の運転免許があれば加入できる場合が多いです(加入の条件は保険会社によって異なります)。
  • 海外での無事故割引(等級)は、原則として引き継げないことが多いです。日本では新規契約はふつう決められた等級から始まります。一部の保険会社では、海外の等級を証明できる書類があれば条件付きで引き継げる場合もあるため、契約前に保険会社へ確認してください。
  • 申し込みや契約内容(約款)、事故のときの対応は日本語が基本です。日本語に不安がある場合は、日本語がわかる方に同席してもらうと安心です。

⑤ 保険料をおさえるには

自動車保険の保険料は、車種・年齢・補償内容・運転する人の範囲・免責金額などによって変わります。保険料を見直すときは、次のような方法があります。

  • 必要な補償と、そこまで必要でない補償を整理する(車両保険の有無など)。
  • 運転者の範囲や年齢条件を、実際の使い方に合わせる。
  • 複数の保険会社の見積もりを比較する。同じ条件でも会社によって保険料は異なります。

複数社をひとつずつ調べるのは手間がかかるため、まとめて見積もりを取れる無料の一括見積もりサービスを使うと比較がしやすくなります。

🚗 自動車保険を無料で一括見積もりして比べたい方へ PR(広告)

自動車保険(任意保険)の保険料は、車種・年齢・補償内容・使い方などによって大きく変わります。「インズウェブ 自動車保険一括見積もりサービス」は、一度の入力で複数の保険会社の見積もりを無料でまとめて比較できる窓口です(保険を仲介・販売するサービスではなく、各社の見積もりを比べるための一括見積もり窓口へのご案内です)。保険料や補償の内容は各保険会社・時期により異なります。実際の保険料・条件は、提供元および各保険会社の最新の公式情報でご確認ください。入力・見積もりは日本語が基本です。どの保険が合うかはご家庭の状況によって異なります。比較したうえで、ご自身に合ったものをご検討ください。

自動車保険の無料一括見積もり(インズウェブ)へ →

⑥ 車の維持費の目安

車を持つと、購入費用のほかに毎年・定期的にかかる費用があります。金額は車種・地域・使い方によって大きく変わるため、あくまで目安として確認してください。

  • 自動車税(種別割):毎年課される税金で、排気量などによって金額が変わります(都道府県の税金)。
  • 車検:安全性の検査で、新車は初回3年、その後は原則2年ごとに受けます。法定費用(自賠責保険料・自動車重量税・印紙代)に加えて、点検整備の費用がかかります。
  • 自賠責保険料・任意保険料
  • 駐車場代:地域によって差が大きい費用です。
  • ガソリン代・メンテナンス費用(オイル交換・タイヤなどの消耗品)

維持費は車を持つかどうかを考えるうえで大切なポイントです。公共交通機関で足りるかどうかも含めて検討するとよいでしょう(日本の交通機関ガイド)。

⑦ 車を持つもう一つの方法:カーリース

車を「買う」以外に、カーリースという方法もあります。カーリースは、まとまった頭金なしで、月々定額の料金で車に乗れるサービスです。税金や自賠責保険料、プランによっては車検やメンテナンス費用が月額に含まれていることもあり、費用の見通しを立てやすいのが特徴です。

一方で、契約年数の途中で解約すると費用がかかる場合や、走行距離に上限が設けられる場合など、購入とは異なる条件もあります。購入とリースのどちらが合うかは、車の使い方や住んでいる期間の見通しによって変わります。契約前に条件をよく確認しましょう。

よくある質問

外国人でも自動車保険に入れますか?在留カードや日本の運転免許があれば加入できる場合が多いです。ただし加入の条件は保険会社によって異なるため、契約前に確認してください。

海外の無事故割引(等級)は引き継げますか?原則として引き継げないことが多く、日本では新規契約はふつう決められた等級から始まります。一部の保険会社では、海外の等級を証明できる書類があれば条件付きで引き継げる場合もあるため、保険会社へご確認ください。

自賠責保険だけで十分ですか?自賠責保険は事故の相手方への対人賠償の最低限のみで、相手の車や物、自分のケガ・自分の車の修理は対象外です。必要に応じて任意保険(自動車保険)もご検討ください。

車の維持費はどのくらいかかりますか?自動車税・車検・自賠責保険・任意保険・駐車場代・ガソリン代・メンテナンス費用などがかかります。車種や地域によって変わるため、目安として確認してください。

外国の免許のままで日本で運転できますか?一定の条件を満たす国際運転免許証や、日本の免許への切り替えが必要です。詳しくは外国免許の切替ガイドをご確認ください。

出典・参考

※制度内容は変わることがあります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

AIコンシェルジュに相談する

この記事について、チャットでAIに質問できます。

在日生活のお役立ち情報をもっと見る

生活ガイド一覧へ →