住まい・生活

引越しの手順【外国人向け完全ガイド 2026年】

公開 2026.06.12 ・ 最終更新 2026.06.12 | 株式会社MRI 在日ライフナビ編集部

日本での引越しは、賃貸の解約から役所の手続き、ライフラインの切り替えまで多くのステップがあります。外国人の方が特に注意すべきポイントを含め、引越しの流れを順番に解説します。

① 引越し前:現在の部屋を解約する

賃貸の解約は退去希望日の1〜2ヶ月前に大家・管理会社へ連絡するのが一般的です。契約書に「解約予告期間」が明記されているので必ず確認してください。

  • 退去日を確定し、管理会社に書面(または書面に準ずる方法)で通知
  • 退去立会いの日時を調整(大家・管理会社の担当者と一緒に室内を確認)
  • 電気・ガス・水道・インターネットの解約・移転手続きを開始(後述)
入居時の写真が重要:退去時のトラブルを避けるため、入居時に室内の傷・汚れを写真撮影して保存しておきましょう。退去立会い時に証拠として使えます。

② 役所への届出(転出届・転入届)

手続き場所タイミング必要なもの
転出届(旧住所の市区町村)旧住所の市区町村役所引越し前〜14日以内在留カード・印鑑(不要な自治体もあり)
転入届(新住所の市区町村)新住所の市区町村役所引越し後14日以内転出証明書(転出届時に発行)・在留カード
外国人の注意点:在留カードの裏面の住所変更は転入届の際に役所の窓口で行います。変更後14日以内に手続きが必要です(義務)。忘れると罰則の対象になる場合があります。

③ 引越し業者の選び方と費用

引越し業者に依頼する場合、繁忙期(3〜4月、9月)は料金が高騰します。2〜3社から相見積もりを取ることをおすすめします。

タイプ料金目安向いているケース
単身(荷物少なめ)15,000〜50,000円1人暮らしの近距離引越し
単身(荷物多め)40,000〜100,000円1人暮らしの遠距離引越し
家族(2〜3人)60,000〜200,000円+家族での移動

大型家電(冷蔵庫・洗濯機・テレビ等)は「家電リサイクル法」の対象となるため、廃棄する場合はリサイクル料が別途かかります。

④ ライフライン(電気・ガス・水道・インターネット)の手続き

種類旧住所での手続き新住所での手続き
電気使用停止の申し込み(電力会社に電話またはWeb)使用開始の申し込み
ガス使用停止の申し込み使用開始の申し込み(開栓立会い必須
水道使用停止の申し込み(市区町村の水道局)使用開始の申し込み
インターネット解約または移転工事の手配新規契約または移転工事(1〜2週間前から手続き)
ガスの開栓には立会いが必要:新住所でガスを使い始めるときは、ガス会社の担当者が来て開栓作業を行います。必ず事前に予約し、当日立ち会ってください。

⑤ 入居後の手続き(郵便・NHK等)

  • 郵便の転送:旧住所宛の郵便物を新住所に1年間転送してもらえます。郵便局・Web・コンビニで申し込み可能。
  • NHK受信料:住所変更の届出が必要です(NHKの営業所またはWebから)。
  • 銀行・クレジットカード:各金融機関への住所変更届を忘れずに。
  • 健康保険・年金:国民健康保険・国民年金の住所変更も役所で行います。

よくある質問

引越し時に在留カードの住所変更はどこで行いますか?新住所の市区町村役所で転入届を出す際に、同じ窓口で在留カード裏面の住所変更を行います。転入後14日以内に手続きが必要です(義務)。

敷金は引越し後に戻ってきますか?原状回復費用(入居中に生じた傷・汚れで借主の責任のもの)を差し引いた残額が返還されます。通常の使用による経年劣化は借主負担ではありません。国土交通省のガイドラインで規定されています。

引越し業者への支払いはいつですか?多くの業者は引越し当日に現金またはクレジットカードで支払います。事前に支払い方法を確認してください。

ガスの開栓には何が必要ですか?ガス会社に電話またはWebで使用開始申し込みを行い、開栓作業の日時を予約します。当日は自宅で立ち会う必要があります(約15〜30分)。

転出届は引越しの何日前に出せますか?転出届は引越し予定日の14日前から提出できます(前倒しも可)。遅くとも引越し後14日以内に提出することが必要です。

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出典・参考

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