引越しの手順【外国人向け完全ガイド 2026年】
日本での引越しは、賃貸の解約から役所の手続き、ライフラインの切り替えまで多くのステップがあります。外国人の方が特に注意すべきポイントを含め、引越しの流れを順番に解説します。
① 引越し前:現在の部屋を解約する
賃貸の解約は退去希望日の1〜2ヶ月前に大家・管理会社へ連絡するのが一般的です。契約書に「解約予告期間」が明記されているので必ず確認してください。
- 退去日を確定し、管理会社に書面(または書面に準ずる方法)で通知
- 退去立会いの日時を調整(大家・管理会社の担当者と一緒に室内を確認)
- 電気・ガス・水道・インターネットの解約・移転手続きを開始(後述)
② 役所への届出(転出届・転入届)
| 手続き | 場所 | タイミング | 必要なもの |
|---|---|---|---|
| 転出届(旧住所の市区町村) | 旧住所の市区町村役所 | 引越し前〜14日以内 | 在留カード・印鑑(不要な自治体もあり) |
| 転入届(新住所の市区町村) | 新住所の市区町村役所 | 引越し後14日以内 | 転出証明書(転出届時に発行)・在留カード |
③ 引越し業者の選び方と費用
引越し業者に依頼する場合、繁忙期(3〜4月、9月)は料金が高騰します。2〜3社から相見積もりを取ることをおすすめします。
| タイプ | 料金目安 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 単身(荷物少なめ) | 15,000〜50,000円 | 1人暮らしの近距離引越し |
| 単身(荷物多め) | 40,000〜100,000円 | 1人暮らしの遠距離引越し |
| 家族(2〜3人) | 60,000〜200,000円+ | 家族での移動 |
大型家電(冷蔵庫・洗濯機・テレビ等)は「家電リサイクル法」の対象となるため、廃棄する場合はリサイクル料が別途かかります。
④ ライフライン(電気・ガス・水道・インターネット)の手続き
| 種類 | 旧住所での手続き | 新住所での手続き |
|---|---|---|
| 電気 | 使用停止の申し込み(電力会社に電話またはWeb) | 使用開始の申し込み |
| ガス | 使用停止の申し込み | 使用開始の申し込み(開栓立会い必須) |
| 水道 | 使用停止の申し込み(市区町村の水道局) | 使用開始の申し込み |
| インターネット | 解約または移転工事の手配 | 新規契約または移転工事(1〜2週間前から手続き) |
⑤ 入居後の手続き(郵便・NHK等)
- 郵便の転送:旧住所宛の郵便物を新住所に1年間転送してもらえます。郵便局・Web・コンビニで申し込み可能。
- NHK受信料:住所変更の届出が必要です(NHKの営業所またはWebから)。
- 銀行・クレジットカード:各金融機関への住所変更届を忘れずに。
- 健康保険・年金:国民健康保険・国民年金の住所変更も役所で行います。
よくある質問
引越し時に在留カードの住所変更はどこで行いますか?新住所の市区町村役所で転入届を出す際に、同じ窓口で在留カード裏面の住所変更を行います。転入後14日以内に手続きが必要です(義務)。
敷金は引越し後に戻ってきますか?原状回復費用(入居中に生じた傷・汚れで借主の責任のもの)を差し引いた残額が返還されます。通常の使用による経年劣化は借主負担ではありません。国土交通省のガイドラインで規定されています。
引越し業者への支払いはいつですか?多くの業者は引越し当日に現金またはクレジットカードで支払います。事前に支払い方法を確認してください。
ガスの開栓には何が必要ですか?ガス会社に電話またはWebで使用開始申し込みを行い、開栓作業の日時を予約します。当日は自宅で立ち会う必要があります(約15〜30分)。
転出届は引越しの何日前に出せますか?転出届は引越し予定日の14日前から提出できます(前倒しも可)。遅くとも引越し後14日以内に提出することが必要です。
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